
ChatGPT・Perplexity・Gemini──一番使われているAIはどれ?
【305人調査】ChatGPT・Perplexity・Gemini──
一番使われているAIはどれ?
生成AIが日常に浸透し、仕事にもプライベートにも欠かせないツールとなりつつある2026年。ChatGPT、Perplexity、Geminiという3大サービスを中心に、実際のユーザーはどれを選び、どう使い分けているのか──305人へのアンケート調査からリアルな利用実態を読み解きます。
■ 調査概要
- 調査対象
- 20〜59歳の男女 305名
- 調査方法
- インターネットアンケート
- 設問数
- 3問(利用サービス・利用頻度・利用理由)
- 回答者属性
- 男性 74.1% / 女性 25.9%
SECTION 01利用シェア:ChatGPTが約半数を占める圧倒的1位
「現在、最もよく利用しているAIサービスはどれですか?」という問いに対し、ChatGPTが47.5%で断トツの1位を獲得しました。2位のGeminiは29.5%と大差がつき、Perplexityは3.6%にとどまっています。
約2人に1人がChatGPTをメインAIとして利用。
Q1. 最もよく利用しているAIサービスは?(n=305・単一回答)
図1:最も利用しているAIサービスのシェア(305名 単一回答)
注目すべきは「使い分けている」と答えた層が9.5%存在する点です。特定のサービスに依存せず、タスクに応じてAIを切り替える”マルチAIユーザー”が約10人に1人の割合で存在しています。一方、「使っていない」も9.8%おり、まだAIを業務に取り入れていない層も一定数残っています。
SECTION 02利用頻度:8割超が「週に数回以上」ヘビーに使用
AIを利用している275名に利用頻度を聞いたところ、「ほぼ毎日」が45.8%、「週に数回」が36.4%。合計すると82.2%が週に数回以上の頻度でAIを使っており、もはや”たまに試す”ツールではなく日常的なインフラになりつつあることがわかります。
Q2. AIサービスの利用頻度(n=275・単一回答)
図2:AI利用頻度(AI利用者275名 単一回答)
■ サービス別に見る利用頻度の違い
サービスごとに利用頻度を見ると、興味深い差が浮かび上がります。Perplexityユーザーの72.7%が「ほぼ毎日」利用しており、少数ながら非常に高いエンゲージメントを誇ります。ChatGPTは49.0%、Geminiは47.8%と、いずれもほぼ半数が毎日利用しています。
サービス別「ほぼ毎日」利用率の比較
図3:サービス別利用頻度(積み上げ棒グラフ)
対照的に、「使い分けている」層は毎日利用がわずか13.8%。複数サービスを併用するぶん、1つのサービスへの依存度は低くなるようです。
SECTION 03選ばれる理由:「使いやすさ」が最大の決め手
「そのAIを最も利用している理由は?(複数回答可)」の結果では、「使いやすい」が50.2%でトップ。次いで「無料で使える範囲が広い」42.6%、「回答が速い」40.0%と続きます。高機能さよりも、手軽さ・使い勝手が最も重視されている点が特徴です。
Q3. そのAIを利用している理由は?(n=275・複数回答)
図4:AIサービスを利用している理由(275名 複数回答)
■ サービス別の「選ばれる理由」を比較
サービスごとに理由の内訳を見ると、各AIの「強み」が明確に浮かび上がります。
サービス別:利用理由の比較(%)
回答の質が高い
情報の信頼性が高い
使いやすい
無料で使える範囲が広い
図5:サービス別の利用理由比較(各サービス利用者の回答率)
- ChatGPTは「使いやすい」(52.4%)「無料範囲が広い」(43.4%)「回答の質」(42.8%)がバランスよく高く、総合力で選ばれている
- Perplexityは「回答の質」(54.5%)「情報の信頼性」(45.5%)が突出──品質重視のパワーユーザーに支持される
- Geminiは「使いやすい」(46.7%)「無料範囲」(43.3%)「検索に強い」(41.1%)が強み──Googleエコシステムとの連携が魅力
SECTION 04ユーザー属性:年齢層で選ばれるAIが変わる
各サービスのユーザー年齢構成を見ると、ChatGPTは20代が32.4%と最多で、若年層を中心に広く支持されています。一方のGeminiは50代が32.2%を占めており、年齢層が高めに分布しています。
サービス別ユーザーの年齢構成
図6:サービス別ユーザーの年齢構成
Perplexityは母数が少ない(n=11)ものの、20代が54.5%を占め、情報リテラシーが高い若年層に集中しています。50代のユーザーがゼロという点も特徴的です。
SECTION 05ユーザーの価値観:AIの選択は”性格”を映す鏡
サイコグラフィック(価値観)データからも、AIサービスの選択とユーザーの内面には相関が見られます。
新しいことに挑戦する意欲が高く、直感重視(26.9%)の傾向。結果至上主義(30.3%)も強めで「成果を出すためのツール」としてAIを活用。
結果至上主義が54.5%と突出。安定思考(45.5%)で信頼できる情報源を求める堅実派。回答の質・信頼性を重視する姿勢と一致。
柔軟姿勢が25.6%で3サービス中トップ。理論重視(22.2%)で分析的、Google連携の利便性を合理的に評価する層が多い。
Geminiは「柔軟×理論」で分析派に選ばれている。
AIの選択はユーザーの思考スタイルを反映している。
SECTION 06まとめ:3つのAI、3つの棲み分け
今回の調査結果から、ChatGPT・Perplexity・Geminiはそれぞれ異なるポジションで利用されていることが明確になりました。
各AIサービスのポジショニング比較
| 指標 | ChatGPT | Perplexity | Gemini |
|---|---|---|---|
| シェア | 47.5% | 3.6% | 29.5% |
| 毎日利用率 | 49.0% | 72.7% | 47.8% |
| 最大の強み | 使いやすさ 52.4% |
回答の質 54.5% |
使いやすさ 46.7% |
| 中心年齢層 | 20代 | 20代 | 40〜50代 |
| ユーザー気質 | 挑戦・直感型 | 結果・信頼重視 | 柔軟・理論型 |
図7:3サービスのポジショニング比較一覧
調査から見えた3つのポイント
1 ChatGPTは「総合力」で圧倒的首位。使いやすさ・無料範囲・回答の質すべてがバランスよく高く、幅広い層のメインAIとしてポジションを確立している。
2 Perplexityは少数精鋭のハイエンド層。シェアは3.6%だが、毎日利用率72.7%・回答の質評価54.5%と、品質にこだわるパワーユーザーの支持が厚い。
3 Geminiは「Google連携」で40〜50代に定着。検索の強さと無料範囲の広さを武器に、Googleサービスを日常的に使う層から合理的に選ばれている。
AIサービスの選択は単なる機能比較ではなく、ユーザーの年齢層や価値観とも深く結びついています。企業がAI活用を推進する際には、こうしたユーザー特性を踏まえたサービス選定・活用支援が求められるでしょう。
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