買い物でAI検索を使う人は?304人調査で見る利用場面と信頼

買い物でAI検索を「よく使う」「たまに使う」と答えた人は、今回の回答者304人の68.1%でした。一方、この割合を日本の消費者全体へ当てはめることはできません。また、一回の調査から利用者の増加も判断できません。
株式会社ナレッジホールディングスの自社調査から、利用頻度と利用場面を整理します。さらに、Google検索や口コミへの信頼も見比べます。企業・店舗向けの改善案は、調査結果とは分けて紹介します。
調査時期:2026年8月/記事更新:2026年10月6日。
調査結果を読む前に、対象と集計条件を確認
304人全体と、利用経験者246人を分ける
当社は、全国の20代〜50代男女304人を対象に調査しました。調査方法はインターネットアンケートです。そのうち、AI検索の利用経験者は246人です。
利用頻度の設問は304人を分母にしています。一方、利用場面と最も信頼する情報源は246人が対象です。そのため、設問が変わったら分母も確認してください。
この調査で判断できないこと
本記事には、募集方法や回答者の選び方を記載していません。そのため、回答者が全国の消費者を代表するとは言えません。結果は、今回の回答者の傾向としてご覧ください。
したがって、全国の利用率や年代間の一般的な差は断定しません。さらに、利用が増えたかを確かめる比較調査もありません。購入件数や売上への効果を測った調査でもありません。
なお、本記事のAI検索・Google検索は、設問上の選択肢です。Google検索にもAI機能があります。そのため、技術的に完全分離した分類ではありません。

買い物でAI検索を使う頻度:回答者の68.1%が現在利用
「よく使う」は109人で35.9%でした。次に、「たまに使う」は98人で32.2%です。この二つを合わせると68.1%です。
また、「使ったことがある程度」は39人でした。過去の利用も含めた経験者は246人で80.9%です。現在の利用と利用経験を分けて読みましょう。
出典:当社アンケート調査(2026年8月、n=304)。
この回答では、「よく使う」が最も多くなりました。一方、「使ったことがない」という回答も58人あります。回答者によって、使う頻度に違いが見られます。
利用場面:経験者では日用品・食品の比較が最多
利用経験者246人では、日用品・食品の比較が137人でした。割合は55.7%で、選択肢の中で最多です。続いて、家電・ガジェット選びが118人となっています。
この設問は複数回答です。そのため、一人が複数の場面を選んでいる場合があります。各割合を足して100%にそろえる必要はありません。
出典:当社アンケート調査(2026年8月、n=246、複数回答)。
商品比較から飲食店、旅行先まで、複数の利用場面が見られます。一方、この設問は使った場面を尋ねたものです。利用理由や時間短縮の効果を測ったものではありません。
信頼する情報源:Google検索62人、AI検索61人
利用経験者246人に、最も信頼する情報源を尋ねています。Google検索は62人で25.2%でした。一方、AI検索は61人で24.8%です。回答人数の差は一人でした。
出典:当社アンケート調査(2026年8月、n=246)。丸めのため、割合の合計が100%にならない場合があります。
この回答群では、上位三つの割合が近い結果です。ただし、統計的な優劣を検証した結果ではありません。また、AI検索の非利用者を含む全304人の回答とも異なります。
また、「よく使う」層の集計では、AI検索31.2%でした。一方、Google検索は19.3%です。ただし、利用頻度と信頼の関係を比べた結果です。使うほど信頼が高まるという因果関係は示していません。
年代・性別の集計は、参考値として読む
年代別では、20代の「よく使う」が57%です。一方、30代は31%、40代は29%、50代は27%でした。また、現在の利用率も下表にまとめました。
| 年代・回答数 | よく使う | 現在利用 |
|---|---|---|
| 20代・75人 | 57% | 77% |
| 30代・78人 | 31% | 77% |
| 40代・76人 | 29% | 58% |
| 50代・75人 | 27% | 60% |
また、性別の現在利用率は男性74%、女性59%でした。ただし、本記事には男女別の回答人数を記載していません。また、年代・性別の割合は整数表記です。
そのため、年代・性別の数値から人数を逆算しません。さらに、「男性が先行している」などの時間的な解釈も避けます。属性別の施策を決める際は、自社顧客の実際の利用状況も確認しましょう。
企業・店舗の情報整備にどう生かすか
比較に必要な情報を、本文で確認できるようにする
ここからは、当社による実務上の提案です。まず、商品やサービスの対象者と利用条件を整理します。次に、価格の適用条件や更新日を確認しましょう。
たとえば、「おすすめ」という表現だけでは違いが伝わりません。そこで、用途や対応範囲を具体的に説明します。根拠のある情報を示すことは、人が比較する際にも役立ちます。
SEOの基本と、GoogleのAI機能を一緒に考える
Googleは、AI機能にもSEOの基本が有効と説明しています。特別な最適化や追加の技術要件は求めていません。また、重要情報をテキストで示すことなどを勧めています。Google公式「AI機能とウェブサイト」
そのため、AI向けという理由だけでSEOを置き換えません。まず、読者が必要なページへ進める構成を整えます。ただし、対応しても検索やAI回答への掲載は保証されません。
来店型サービスでは、店舗情報も照合する
店舗の場合は、住所や営業時間も確認します。さらに、公式サイトとGoogleビジネスプロフィールを見比べます。Googleも、正確で十分なビジネス情報を保つよう案内しています。ローカル検索に関するGoogleの説明
ただし、本調査はMEO施策の効果測定ではありません。来店や予約につながったかは、別の記録で確かめます。AIでの紹介、サイト訪問、問い合わせを混ぜずに見ることが大切です。
よくある質問
日本の消費者の約7割がAI検索を使っているのですか?
本調査から、そのようには言えません。68.1%は今回の回答者304人に限った割合です。また、全国を代表する標本かどうかも確認できていません。
AI検索の利用者が増えていると分かりますか?
今回の一回の調査だけでは分かりません。増減を見るには、比較できる条件の調査が必要です。今回は2026年8月の回答内容として読みます。
Google検索よりAI検索を優先すべきですか?
この調査だけで優先順位は決められません。まず、自社の顧客が何を調べているか確認します。そのうえで、検索・店舗情報・問い合わせ導線を合わせて見直しましょう。
AI検索・SEO・MEOの情報整備をご相談ください
調査の回答では、買い物や店舗探しでAI検索を使う人が見られました。一方、集客方法はこの割合だけで決めるものではありません。自社の顧客と、現在の案内に合わせた改善が必要です。
株式会社ナレッジホールディングスでは、情報設計やコンテンツ運用をご相談いただけます。LLMO、SEO・MEO、ブログの見直しが対象です。まず、対象サイトと困っている点をお知らせください。
調査概要・出典
- 調査名:買い物・お店選びでAI検索を使う人はどれくらいいるかに関するアンケート調査。
- 対象:全国の20代〜50代男女304人。Q2・Q3は利用経験者246人。
- 調査時期・方法:2026年8月、インターネット調査(自社調査)。
- 調査主体・出典:株式会社ナレッジホールディングスの自社アンケート調査。
- 割合は丸めにより、合計が100%にならない場合があります。年代・性別は整数表記です。
公式資料の確認日:2026年10月6日。
