
Googleマップで店舗を決めるとき、消費者が見ている項目ランキング|1位は「口コミの内容」で約70%
「MEO対策って、何から手をつければいい?」――Googleマップでの集客を考えるとき、多くの店舗オーナーがまず迷うポイントです。
結論から言えば、消費者がGoogleマップで最も見ているのは「口コミの内容」で、約70%が確認しているという事実があります。写真や営業時間よりも、星の数よりも、「何が書かれているか」が最重視されているのです。
「口コミの内容」を確認すると回答した割合
本記事では、303名への独自調査をもとに、Googleマップで消費者が実際に見ている項目をランキング形式で公開。MEO対策で「本当に注力すべきポイント」をデータから明らかにします。
■ 調査概要
- 調査対象
- 全国の20〜59歳の男女
- 有効回答数
- 303名(男性178名・女性125名)
- 調査方法
- インターネットリサーチ
- 調査時期
- 2026年5月
SECTION 01Googleマップで見る項目ランキング ── TOP10を一挙公開
「Googleマップで店舗を選ぶ際、どの情報を確認しますか?」という設問(複数回答)に対する結果がこちらです。
| 1 | 口コミの内容 | |
| 2 | 評価(星の数) | |
| 3 | 口コミの件数 | |
| 3 | 写真(投稿・店内写真) | |
| 5 | 価格帯 | |
| 6 | 営業時間 | |
| 7 | メニュー・サービス内容 | |
| 8 | 位置・アクセス | |
| 9 | 最新の投稿・更新情報 | |
| 10 | 混雑状況 |
※「Googleマップを使わない」5.3%は除外
このランキングから、消費者が見ているポイントは大きく3つの層に分けられます。
約4〜7割が確認。Googleマップ上の最重要コンテンツ
約3〜4割が確認。正確さが信頼を左右する
約2割が確認。更新頻度が「活きた店舗」の印象に
SECTION 02第1層:口コミ関連 ── 「内容」「星」「件数」の三位一体がカギ
■ 1位「口コミの内容」70.0% ── 星の数を20ポイント以上引き離す圧倒的1位
Googleマップで最も確認されている情報は、星の数でも写真でもなく「口コミの内容」でした。2位の「評価(星の数)」49.8%を約20ポイントも上回っています。
これは記事①でも紹介した「口コミで最も重視するのは具体的な体験談(40.9%)」というデータと一致します。消費者は単なるスコアではなく、「実際にどんな体験ができるのか」を文章で確認したいのです。
つまり、MEO対策において最優先すべきは、具体的なエピソードが書かれた口コミをいかに集めるか。「★5ください」とお願いするだけでは、消費者が本当に求めている情報は増えません。
■ 2位「評価(星の数)」49.8% ── 約半数が確認するスクリーニング指標
1位にはならなかったものの、約2人に1人が星の数を確認しています。口コミの内容を「じっくり読む」前段階として、まず星の数で候補を絞り込む消費者行動が見えてきます。
星の数を確認する人の行動をクロス集計で見ると、さらに興味深い傾向がわかります。
「評価(星の数)」を確認する人の93.4%が★評価を重視(非常に37.1%+ある程度56.3%)しており、「あまり重視しない」はわずか6.6%。星をチェックしている人にとって、それは単なる参考値ではなく”足切りライン”として機能しています。
■ 3位「口コミの件数」41.3% ── 件数チェック層は★評価にも最もシビア
同率3位の「口コミの件数」にも注目です。件数を確認する人のうち、★評価を「非常に重視する」割合は39.2%と、全項目中で最も高い値でした。
件数を見る消費者は、「多くの人が評価しているか」と「そのスコアは信頼できるか」をセットで判断しています。口コミが少ないのに高評価――そんなプロフィールは、かえって不信感を生むリスクがあるということです。
Googleマップ上の店舗を評価している
SECTION 03第2層:基本情報 ── 写真・価格・営業時間は「信頼の土台」
■ 同率3位「写真」41.3% ── ビジュアルが来店イメージを決定づける
口コミの件数と並んで同率3位に入ったのが「写真(投稿写真・店内写真)」です。約4割が写真をチェックしており、テキスト情報だけでは伝わらない”雰囲気”や”清潔感”を視覚的に確認しています。
ここで見落とされがちなのが、投稿写真と店舗が用意した写真の両方が見られているという点です。Googleビジネスプロフィールに質の高い店内写真・外観写真・商品写真をアップしているかどうかが、来店の判断に直結します。
■ 5位〜6位:価格帯(31.0%)と営業時間(30.7%)
約3割が確認する「価格帯」と「営業時間」は、いわば来店の実務的な判断材料です。しかし、この情報がGoogleビジネスプロフィール上で不正確だったり未登録だった場合、消費者の信頼を大きく損なうことになります。
特に営業時間の誤りは「行ったのに閉まっていた」という最悪の体験を生み、ネガティブ口コミの原因にもなりかねません。地味ですが、MEO対策の基本中の基本です。
SECTION 04第3層:鮮度情報 ── 「最新投稿」と「混雑状況」を見る人はハイレベルな目を持つ
■ 9位〜10位:最新の投稿(18.2%)・混雑状況(17.5%)
一見すると確認率が低い第3層ですが、クロス集計を見ると非常に興味深い傾向が浮かびます。
★を「非常に重視する」割合
全項目中トップ。最もシビアな評価眼を持つ層
★を「非常に重視する」割合
全項目中2位。情報の鮮度と質の両方を求める
混雑状況を確認する人の49.1%が★評価を「非常に重視する」と回答。これは全項目中で最も高い数値です。つまり、鮮度情報をチェックする層は、最も厳しい目でGoogleマップを使っている”情報リテラシーの高い消費者”だと言えます。
こうした層に対しては、Googleビジネスプロフィールの投稿機能を使った定期的な情報更新が効果的です。最新の投稿があるだけで、「この店舗はきちんと運営されている」という安心感を与えられます。
SECTION 05確認項目別に見る「★の最低ライン」── どの層が最もシビアか
各項目を確認する人が、来店候補の最低ラインをどこに設定しているかをクロス集計しました。
| 確認項目 | ★4.0以上を求める割合 | 「気にしない」の割合 |
|---|---|---|
| 口コミの件数 | 64.8% | 3.2% |
| 評価(星の数) | 65.6% | 5.3% |
| 最新の投稿・更新情報 | 72.7% | 5.5% |
| 混雑状況 | 69.8% | 5.7% |
| 口コミの内容 | 58.5% | 6.6% |
| メニュー・サービス内容 | 48.2% | 8.6% |
| 写真(投稿・店内写真) | 51.2% | 9.6% |
| 価格帯 | 53.3% | 10.6% |
注目すべきは、「最新の投稿」を確認する人の72.7%、「混雑状況」を確認する人の69.8%が★4.0以上を求めている点です。鮮度情報を見る層は、★評価の最低ラインも高いことが改めて裏付けられました。
一方、口コミの件数を確認する層は「気にしない」がわずか3.2%で全項目中最低。件数を見る人は、ほぼ全員が★の数にも厳しいということです。
SECTION 06まとめ ── MEO対策で注力すべき優先順位が見えた
今回のランキングデータから、MEO対策における優先順位が明確になりました。
- 最優先:口コミの内容を充実させる(70.0%が確認)── 具体的な体験談を含む口コミの獲得施策
- 重要:★評価を4.0以上に維持する(49.8%が確認)── スクリーニングの足切りラインを超える
- 重要:口コミの件数を増やす(41.3%が確認)── 最低10件、できれば50件以上を目標に
- 必須:質の高い写真を充実させる(41.3%が確認)── 店内・外観・商品の魅力を視覚で伝える
- 基本:営業時間・価格帯・メニュー情報を正確に保つ ── 不正確な情報は不信感とネガティブ口コミの原因に
- 差別化:投稿機能で定期更新する(18.2%が確認)── 情報リテラシーの高い層を逃さない
本記事のポイント
Googleマップでの店舗選びにおいて、消費者が最も見ているのは口コミの内容(70.0%)です。星の数でも、写真でも、営業時間でもありません。
さらに、鮮度情報(最新投稿・混雑状況)をチェックする層ほど★評価にもシビアであるという事実は、Googleビジネスプロフィールの「総合的な充実度」が問われていることを示しています。一つの項目だけを対策するのではなく、口コミの質と量・★評価・写真・基本情報・更新頻度のすべてを底上げすることが、MEO対策の本質です。
Googleマップで「選ばれる店舗」になるために、
まず現状を把握しませんか?
本調査で明らかになったように、消費者はGoogleマップ上で口コミの内容・星の数・件数・写真を総合的に見て来店を判断しています。「どこから手をつければいいかわからない」――そんな方には、まず現状診断がおすすめです。
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