ブランド検索とは?指名検索の測り方とAI検索時代の活用

会社名で検索されているかを、集客の振り返りに加える
展示会でサービスを知った人が、帰社後に会社名を検索する。SNSで見た商品を、名前で調べ直す。こうした会社名や商品名を含む検索が、ブランド検索(指名検索)です。一般的なキーワードの順位だけでは分からない、名前を知った後の動きを確認する手がかりになります。
ただし、指名検索をすべての企業の最重要指標にする必要はありません。まだ自社を知らない人に見つけてもらう検索も、来店や問い合わせも大切です。ここでは指名検索を既存の計測に加え、どんなときに増減を確認すると役立つかを整理します。
指名検索が増えた理由は、一つとは限らない
新サービスの発表や広告の後に会社名の検索が増えていれば、関心の変化を調べるきっかけになります。一方、採用募集、既存のお客様のログイン、不具合の発生などでも名前は検索されます。「会社名+料金」と「会社名+障害」では、同じ増加でも意味が違います。
会社名で検索されれば自社が必ず最上位になるわけでも、比較されなくなるわけでもありません。検索結果に旧情報がないか、公式サイトや問い合わせ先を見つけやすいかを、自分でも確かめましょう。
まずは、名前を知った人が迷わない状態にする
会社名とサービス名を、使う場面ごとにそろえる
広告では略称、パンフレットでは別の表記、サイトでは運営会社名だけになっていると、同じサービスか判断しづらくなります。よく使う名称と読み方、会社との関係を、サイトや営業資料に明記してください。検索のためだけに社名を変える必要はありません。
発信した内容の続きが、サイトで読めるようにする
たとえば料金の相談会を告知したなら、開催日時、対象者、申し込み方法が分かるページを用意します。興味を引くために必要な情報を隠すより、投稿から詳細に進めるリンクを付けた方が、検討する人は迷いません。
外部に載った情報も確認する
紹介記事や業界団体のページに、旧サービス名や以前の料金が残っていることがあります。自社で直せる情報は更新し、外部の掲載先には根拠を添えて訂正を相談します。掲載数を増やすこと自体を目的にせず、読者が実際に確認する場所から見直しましょう。
Search Consoleでは、指名と非指名を分けて見る
検索パフォーマンスで会社名やサービス名を含むクエリを確認し、表示回数、クリック数、CTRを同じ期間で比べます。正式名称だけでなく、よく使われる略称や表記の違いも確認します。
ただし、表示回数は世の中のすべての検索回数ではなく、自社の検索結果が表示された回数です。匿名化されたクエリなどは一覧に出ないため、クエリの合計と全体の数字が一致しない場合もあります。指名検索の数字だけをブランド認知率と呼ばないようにしてください。
広告やイベントを行った日を記録し、増えたクエリと、訪問先のページ、問い合わせ内容を照合します。時期が重なっただけでは原因は確定できません。繁忙期や別の施策も重なっていないかを見ます。
AIの回答に名前が出ることと、指名検索は別に測る
GEOやLLMOは、AIの回答で情報がどう扱われるかを確認し、掲載情報を整える取り組みとして使われる言葉です。AIに社名が出たから、その人が検索や問い合わせをするとは限りません。指名検索が増えたからAIの推薦が増える、とも断定できません。
AIの回答を確認するときは、質問文、サービス名、日時、出典と紹介内容を記録します。検索順位、AIでの言及、サイトへの訪問、問い合わせを別々に見ることで、どこまで確認できたかが明確になります。
会社情報や料金、提供条件を分かりやすく掲載することは、確認する人の役に立ちます。構造化データや外部への掲載を増やせば、AIへの引用や推薦が保証されるわけではありません。まず事実をそろえ、誤りがあれば更新可能な情報源から直してください。
検索と問い合わせの数字を、一緒に整理します
会社名の検索は増えたのに相談につながらない、AIで何を確認すればよいか分からない場合は、現在見ているレポートと困っている点をお知らせください。ナレッジホールディングスではSEO・MEO・LLMOの計測と、サイト上の案内を確認します。
独自システムAXiYによる最大300媒体への情報発信も支援しています。利用できる媒体や運用範囲は個別に確認し、掲載数だけを成果とせず、訪問や問い合わせと分けて報告します。
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